鳥取県障がい者芸術・文化作品展「あいサポート・アートとっとり展」

鳥取県内(とっとりけんない)(しょう)がいのある(ひと)たちが制作(せいさく)した文化芸術作品(ぶんかげいじゅつさくひん)一堂(いちどう)展示(てんじ)する展覧会(てんらんんかい)

令和(れいわ)年度(ねんど)】あいサポート・アートとっとり(てん) 受賞作品(じゅしょうさくひん)

鳥取(とっとり)県内(けんない)より応募(おうぼ)のあった総数(そうすう)419(てん)作品(さくひん)(なか)から、審査(しんさ)(いん)による厳正(げんせい)審査(しんさ)(おこな)い、各賞(かくしょう)決定(けってい)いたしました。

美術部門(びじゅつぶもん)

 
最優秀賞(さいゆうしゅうしょう)
美術部門(びじゅつぶもん)絵画(かいが)
美術部門最優秀賞

木村(きむら)  広美 (ひろみ)「花」

金賞(きんしょう)
美術部門(びじゅつぶもん)絵画(かいが)

布野(ふの) 喜輝(よしき)
「無題」
金賞(きんしょう)
美術部門(びじゅつぶもん)写真(しゃしん)

倉信(くらのぶ) 圭佑(けいすけ)
「トンネル」
金賞(きんしょう)
美術部門(びじゅつぶもん)()り)

おこんさん
「にじ」
銀賞(ぎんしょう)
美術部門(びじゅつぶもん)立体造形(りったいぞうけい)

KM
「十二支」
銀賞(ぎんしょう)
美術部門(びじゅつぶもん)書道(しょどう)

城田(しろだ) 貴徹(たかゆき)
「追」「逃」
銀賞(ぎんしょう)
美術部門(びじゅつぶもん)書道(しょどう)

竹歳(たけとし) 知倫(とものり)
「道になる」
銅賞(どうしょう)
美術部門(びじゅつぶもん)絵画(かいが)

浜辺(はまべ) 美佳(みか)
「ちゅーりっぷ」
銅賞(どうしょう)
美術部門(びじゅつぶもん)立体造形(りったいぞうけい)

Gの仲間達(なかまたち)
「お祭りワッショイ‼」
銅賞(どうしょう)
美術部門(びじゅつぶもん)写真(しゃしん)

安木(やすぎ) しのぶ()
「鼓動」




文芸部門(ぶんげいぶもん)

最優秀賞(さいゆうしゅうしょう)
文芸部門(ぶんげいぶもん)()

米澤(よねざわ) 智治(ともはる) 「サザンカ」

金賞(きんしょう)
文芸部門(ぶんげいぶもん)()

加藤(かとう) ゆかり()
「私の生き方」
銀賞(ぎんしょう)
文芸部門(ぶんげいぶもん)()

福田(ふくだ) 英子(えいこ)
「MOUNTAIN TOP」
銅賞(どうしょう)
文芸部門(ぶんげいぶもん)短歌(たんか)

根鈴(ねれい) 由美子(ゆみこ)
「想い出」




マンガ部門(ぶもん)

最優秀賞(さいゆうしゅうしょう)
マンガ部門(ぶもん)(よん)コママンガ)

(からす)店長(てんちょう) 「うなぎの4コマ」

金賞(きんしょう)
マンガ部門(ぶもん)(よん)コママンガ)

ゆっこ()
「Cute lovely」
銀賞(ぎんしょう)
マンガ部門(ぶもん)(よん)コママンガ)

益田(ますだ) (めぐみ)
「ポヨヨとポニー」
銅賞(どうしょう)
マンガ部門(ぶもん)(よん)コママンガ)

(ひびき)
「好きなもの」

審査(しんさ)(いん)講評(こうひょう)

美術(びじゅつ)部門(ぶもん)

新型(しんがた)コロナウイルス感染症(かんせんしょう)世界的(せかいてき)流行(りゅうこう)した今年(ことし)は、時代(じだい)をそれ以前(いぜん)とそれ以後(いご)区切(くぎ)るような大変(たいへん)(とし)になりました。()たして展覧会(てんらんかい)(ひら)けるだろうか、そもそも作品(さくひん)(あつ)まるだろうか。展覧会(てんらんかい)(かか)わる(もの)としてこのような懸念(けねん)をもちながら審査(しんさ)会場(かいじょう)()かいました。
しかし 昨年(さくねん)(くら)べると50(てん)ほど()ったものの、369(てん)意欲的(いよくてき)応募(おうぼ)作品(さくひん)出品(しゅっぴん)され、いつもどおり(たの)しみながら審査(しんさ)(おこな)うことができました。作業所(さぎょうしょ)経由(けいゆ)した作品(さくひん)のほかに個人(こじん)から(おく)られてきた作品(さくひん)(おお)かったと()いております。この大変(たいへん)時期(じき)に、()わることなく作品(さくひん)制作(せいさく)された(みな)さん、それをサポートされた方々(かたがた)にまずは感謝(かんしゃ)(もう)()げたいと(おも)います。

今年(ことし)審査(しんさ)(いん)満票(まんぴょう)()るずば()けた作品(さくひん)はなく、審査(しんさ)段階(だんかい)(とう)じられた(ひょう)もいつになくばらばらであった()がいたします。
結果(けっか)として(かく)ジャンルがまんべんなく入賞(にゅうしょう)したこともこの(てん)関係(かんけい)しているでしょう。しかし出品(しゅっぴん)された作品(さくひん)(しつ)例年(れいねん)(おお)きく()わらず、個人的(こじんてき)には絵画(かいが)部門(ぶもん)抽象的(ちゅうしょうてき)表現(ひょうげん)注目(ちゅうもく)すべき作品(さくひん)(おお)かったように(かん)じます。

最優秀賞(さいゆうしゅうしょう)木村(きむら)広美(ひろみ)さんの《(はな)》は(おお)きな画面(がめん)無数(むすう)(はな)をびっしりと(えが)()んだ労作(ろうさく)です。制作(せいさく)(なん)()(げつ)もかけたと()いております。(おお)きさも(いろ)(こと)なった無数(むすう)(はな)一面(いちめん)(えが)かれた様子(ようす)(わたし)たちの多様性(たようせい)暗示(あんじ)しているのかもしれません。
このほかにも 丁寧(ていねい)緻密(ちみつ)時間(じかん)をかけたと(かん)じられる作品(さくひん)(おお)かったのも今年(ことし)特色(とくしょく)です。コロナ()外部(がいぶ)との交流(こうりゅう)機会(きかい)()った()わりに、出品者(しゅっぴんしゃ)方々(かたがた)(みずか)らの表現(ひょうげん)(ふか)める場面(ばめん)()えたのかもしれません。

来年(らいねん)にはこの(さわ)ぎも(おさ)まり、いつもどおりの(しず)かな環境(かんきょう)(なか)で、制作(せいさく)審査(しんさ)(おこな)うことが出来(でき)ればよいと(おも)反面(はんめん)(おお)くの美術館(びじゅつかん)展覧会(てんらんかい)同様(どうよう)に「あいサポート・アートとっとり(てん)」も今後(こんご)どのようにコロナウイルスと共生(きょうせい)するかを(かんが)える局面(きょくめん)にあるかもしれません。

美術(びじゅつ)部門(ぶもん)審査(しんさ)(いん) 鳥取(とっとり)県立(けんりつ)博物館(はくぶつかん)(ふく)館長(かんちょう) 尾﨑(おさき)信一郎(しんいちろう)

文芸(ぶんげい)部門(ぶもん)

本年度(ほんねんど)文芸(ぶんげい)部門(ぶもん)出展(しゅってん)作品(さくひん)は、()18(てん)短歌(たんか)11(てん)俳句(はいく)4(てん)川柳(せんりゅう)4(てん)の38作品(さくひん)でした。 どれも力作(りきさく)ぞろいで、3(めい)審査(しんさ)(いん)(なや)ませました。(かく)審査(しんさ)(いん)審査(しんさ)結果(けっか)をもとに、作品(さくひん)構成(こうせい)内容(ないよう)表現(ひょうげん)言葉(ことば)(あつか)いなどを検討(けんとう)し、各賞(かくしょう)入賞者(にゅうしょうしゃ)決定(けってい)しました。

最優秀賞(さいゆうしゅうしょう)() サザンカ」米澤(よねざわ)智治(ともはる)
(にち)出来事(できごと)反省(はんせい)しながら、前向(まえむ)きに努力(どりょく)しながら()きている生活(せいかつ)()える。木枯(こが)らしの(なか)に、(うつく)しく()くサザンカのように()きたいという希望(きぼう)であり、サザンカが自分(じぶん)(はげ)ましてくれているものでもある。

金賞(きんしょう)() (わたし)()(かた)加藤(かとう)ゆかり>
()(なか)作者(さくしゃ)決意(けつい)表明(ひょうめい)がはっきり()える。作者(さくしゃ)見守(みまも)っている家族(かぞく)病院(びょういん)(かた)への感謝(かんしゃ)気持(きも)ちが(つた)わる。「(わたし)は、(いま)自分(じぶん)()きだ。」と()えることのすばらしさが(つた)わる。

銀賞(ぎんしょう)() MOUNTAIN TOP」 福田(ふくだ)英子(えいこ)
構成的(こうせいてき)なところに無理(むり)があるが、(やま)(いただき)高揚感(こうようかん)がある。作者(さくしゃ)(おも)いがたくさん()まっていて、「(しょう)がいからの挑戦(ちょうせん)情熱(じょうねつ)のアートをたぎらせ瑞々(みずみず)しく応戦(おうせん)する」という気持(きも)ちに(あたま)()がる(おも)いです。

銅賞(どうしょう)短歌(たんか) (おも)()根鈴(ねれい)由美子(ゆみこ)
()(ちち)への(おも)いが(つよ)(かん)じる。「()のある仕事(しごと)をするように」(やさ)しく、(きび)しく、作者(さくしゃ)見守(みまも)っていた(ちち)姿(すがた)がみえてくる。助詞(じょし)使(つか)(かた)(すこ)工夫(くふう)するともっと()くなると(おも)う。
言葉(ことば)(こころ)(きび)しく()さるものであり、また(あたた)かく(つつ)んでくれるものでもあります。作者(さくしゃ)(おも)いが言葉(ことば)となって、作者(さくしゃ)以外(いがい)(かた)との交流(こうりゅう)共感(きょうかん)()()みます。

審査(しんさ)にあたって、38(てん)作品(さくひん)共感(きょうかん)し、敬意(けいい)(ひょう)します。 今回(こんかい)は、全体的(ぜんたいてき)()作品(さくひん)上位(じょうい)()めました。今後(こんご)短歌(たんか)俳句(はいく)川柳(せんりゅう)への応募(おうぼ)にも期待(きたい)したい。

文芸(ぶんげい)部門(ぶもん)審査(しんさ)(いん) 鳥取県(とっとりけん)川柳(せんりゅう)作家(さっか)協会(きょうかい) 西浦(にしうら)幹茂(みきしげ)

◎マンガ部門(ぶもん)

どの作品(さくひん)画力(がりょく)表現力(ひょうげんりょく)、コマ(はこ)びなどレベルが(たか)く、大変(たいへん)(なや)審査(しんさ)になりました。

最優秀賞(さいゆうしゅうしょう)
No.158「うなぎの4コマ」は、キャラクター、小物(こもの)背景(はいけい)まで抜群(ばつぐん)画力(がりょく)です。半透明(はんとうめい)のフキダシ、人物(じんぶつ)(まわ)りをぼかしたシロフチなど最近(さいきん)のマンガ作画(さくが)作法(さほう)をさらっと使(つか)っていてうなりました。人物(じんぶつ)(くら)べて背景(はいけい)彩度(さいど)()とす空気(くうき)遠近法(えんきんほう)見事(みごと)です。また、オオカミ(くん)にオオカミのお(めん)をかぶせたことに、哲学的(てつがくてき)()いかけを(かん)じます。

金賞(きんしょう)
No.58「Cute lovely」は、 一見(いっけん)簡単(かんたん)(えが)けそうなシンプルキャラですが、(せん)(はぶ)(かた)にセンスを(かん)じます。これほど簡単(かんたん)なキャラクターがイキイキとして()えるのは、キャラクターデザインの完成(かんせい)()(たか)く、効果(こうか)(せん)などマンガ(てき)作法(さほう)をしっかり()さえているからです。

銀賞(ぎんしょう)
No.135「ポヨヨとポニー」は、鉛筆(えんぴつ)でさらさらと(えが)いただけに()えて、(じつ)はなかなか手慣(てな)れた()です。「失敗(しっぱい)しても大丈夫(だいじょうぶ)」という愛情(あいじょう)にあふれたメッセージを(かん)じます。4コマ()蝶々(ちょうちょ)余韻(よいん)(うつく)しいです。

銅賞(どうしょう)
No.134「()きなもの」は、はじめの3(ぎょう)()わりの3(ぎょう)()のような告白(こくはく)審査(しんさ)(いん)一同(いちどう)共感(きょうかん)しました。こういうつぶやきは、よく()散文(さんぶん)(かたち)発表(はっぴょう)されますが、よくぞマンガにしてくれました。4コマにとらわれず、ぜひ長編(ちょうへん)挑戦(ちょうせん)してみてください。

マンガを(えが)(たの)しみを(かん)じる素晴(すば)らしい作品(さくひん)ばかりで、(おお)いに刺激(しげき)()けました。次回(じかい)(たの)しみにしています。

マンガ部門(ぶもん)審査(しんさ)(いん) マンガクリエーター 角田(つのだ)(おさむ)

【主催】鳥取県(障がい福祉課)

お問合せ(運営事務局):株式会社ウェブプラン・プロモーション内

電話:0857-25-3091 ファクシミリ:0857-25-3092
(受付時間:平日 9:00-17:00)